家計管理の基礎:収入と支出を管理する

資産形成において、まず第一に重要なのは種銭(軍資金)を準備することです。

20代のうちから家計管理をしていくことにより、早めに資産形成のための軍資金を作り上げてFIRE(Financial Independence(経済的自立), Retire Early(早期退職))を達成していくための、第一歩を踏み出しましょう。

家計における収支管理とは?

家計における収支管理の基本は何をおいても支出管理になります。要は支出をどれだけコントロールできているかです。

ただ、そもそも家計の構成要素をちゃんと認識してから、家計管理でなぜ支出管理が肝になるのかを正しく理解していきましょう。

家計の構成要素は?

基本的に家計管理の構成要素は以下につきます。

収入  -  支出  =  資産増加額(貯蓄額)

誰でもわかる話ですが、収入を高め、支出を減らす(増やさない)意識を持つことが基本のきです。特に支出に関しては、意識を持つことが本当に重要です。


収入の増やし方については、お金の中学校で勉強していきたいと思います。

お金の中学校

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中学校

社会人(勤め人)の収入の基本

さて、学生か社会人になって、どこかの会社で働き始めたとすると、最初は今までアルバイトではもらえなかった額がもらえて嬉しくなるものです。

他方で、数年働くとボーナスをのぞいて、毎年会社からもらえる額は正直そんなに増えないし、毎月の収入額も残業代をのぞいてほぼ変動ないですよね?

つまりは、社会人(勤め人)の場合、収入は以下の特徴を持っています。

・収入額が大きく変動しない
・毎月安定して入ってくる  

そうです、安定しているものの、毎月の収入が劇的な増加をするというケースは非常にレアな稼ぎ方だからです。

ビジネス視点で考えるサラリーワーカーという収入モデル

勤め人(サラリーマン)という収入モデルをビジネス的に考えてみませんか?

そうすることにより、なぜ安定収入ではあるが、収入額が一気に増えることがないのかが見えてくると思います。

【SUMMARY】

・サラリーワーカーが会社に売ってるもの: 時間 or 成果

会社が得る利益: ワーカーの成果 ー サービスの経費(プロダクト原価や開発原価など) ー 会社運営の経費(管理部門経費など) 

【ワーカーというビジネス】
会社という看板、プロダクト、管理組織などを利用して、事業のための成果を出す契約
                    ↓
会社に看板、プロダクト、管理組織などの使用料を払って、事業のための成果を出す契約
                   
上記のようなビジネスを複数人と契約を結んで実行しているのが、そもそも会社という形態の意味合いです。そのため、個人が成果が出なくても、安定して給与(ある程度)は払われるというメリットを作り出せます。
その代わりに、個人で全てやっているわけではなく、会社のサービスを利用して実際は業務を行っているため、明記はされないものの、経済的には使用料みたいなものを払っているため、成果の全てが自分の手取りになることは100%あり得ません。
ここら辺の、ビジネスとして、また商品価値としてのサラリーワーカーという話も中学校で触れる内容なので、ここでは触りだけの紹介に留めます。

このビジネス視点で考えるという考え方は収入を増やすという中学校で勉強する際の基本にもなっています。ぜひ忘れないでおいて欲しいポイントです。

支出管理の重要性

家計管理の構成要素は先ほど説明したように、収入 – 支出でした。その上で、収入が固定のサラリーワーカの場合、自分の意思で変化を起こしやすいのは、残っている支出になりますよね。

収支管理(収入-支出)

上のイメージの通りで、調整できるのが支出だけであれば、支出管理が収入固定の前提では当然一番重要になります。

支出管理における固定費と変動費

さて、支出管理をしようとしたときに、まず考えるべきはその支出が①固定費なのか②変動費なのか、です。

なぜかというと、変動費は支出を抑えるために継続して努力をする必要があります。他方で、固定費は一度乗り換えなどで、アクションさえ起こせれば継続してその後何年も支出削減の効果が効いてきます。

固定費と変動費については、以下の記事にまとめています。

支出管理における浪費・消費・投資

さて、支出管理には、支払いが継続するかどうかの区分である変動費・固定費以外にも、実は本人にとっての価値という意味での分類があります。それが、浪費・消費・投資の区分です。

こちらは、まず支出を見える化した後で、自分にとってその支出の持つ価値に基づいて判断するものです。個人的には固定費・変動費は節約のために考える区分で、浪費・消費・投資はA.自分の価値を高めるためやB.リフレッシュなどのストレス発散など収入を生み出すために考えるべきお金の使い方の部分であり、中長期ではこちらの方が重要になってきます。

浪費・消費・投資については、以下の記事にまとめています。

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浪費・消費・投資という言葉の区分を理解していますか? これは、支出管理において節約するという観点から固定費・変動費が重要だったように、今および将来の資産形成+収入形成に向けて現在の支出管理で非常に重要な区分です。  […]

家計簿をつけることに時間を使わない

次に、支出管理をするには、まずは家計簿などの家計管理ツールを使って、支出の見える化をすることが大事です。

記憶だけで、今月末と先月末の現預金の増減差額を要素別に分解できる人はこの世の中には存在していないです。

そして、記憶だけの家計簿だと不明な支出が大きくなっていきます。何に使ってるかわからないけど、お金が増えない、そんな展開はまずもって悪です。

ただ、大体以下の展開になります。

 
支出管理のために家計簿つけてください
 
相談者
わかりました!がんばります!!

 

 
(頑張っちゃダメだけど、一回そっとしておこう。。)

 


1ヶ月後

 
相談者
できました!継続していきます!

3ヶ月後

 
相談者
家計簿つけるのに時間がかかりすぎて、もう辞めたいです。大体把握できたし
 
Name
なんで大変なんですか?
レシートとかもしかして手入力してません?
 
 
相談者
えっしないと家計簿つけれないじゃないですか

大概こんなやりとりになるケースがあるのですが、そもそも家計簿はつけることは目的ではないです。

そして、別の目的を達成するための手段である以上、その作業にリソースをさくことはいいことではありません。

家計簿をつけることは目的ではなく、手段である

家計簿をつけることを目的にしてしまう人がよくいます。そして、そのために時間を使わなければならないと考えるひとも。

でも、家計簿ってそもそも何のために作るんですか?

支出管理をするため?何にお金を使ったかを把握するため?

支出管理や何にお金を使ったかを把握することも、実は最終的な目的ではないです。

家計簿をつける目的は支出の削減をして、黒字体質を作るため。そのための見える化をするのが家計簿

そのため、個人的には家計簿を継続的につけるため、家計簿アプリの利用と支出のデジタルベースへの移行がまず必須だと思っています。

家計簿に時間を使わないためにやること
・家計簿アプリを使う
・現金を使わない(クレカ・デビット・電子マネーで決済する)
現金を使わないことは、個人的に考える支出管理のスタートラインに立つための肝です。

赤字を抜け出し、黒字を作る

そう、最終目標は赤字もしくは種銭が作れないという問題を解決することです。

手段に力を入れすぎて、本来の目的に目を向けられないのは本末転倒です。実際仕事していてもよく発生しませんか?手段と目的の混同という問題。

個人の資産形成も実はビジネスで考えられる要素の流用が非常に大事です。

種銭を作るという目的も本来の最終目的は資産形成をするという目的のための、手段であることは忘れないでください。

まとめ

今回は、”家計管理の基礎:収入と支出を管理する”というテーマで解説してきました。

資産形成をするために、種銭を作る必要があり、そのための手段として支出管理があり、支出管理のために家計簿が必要ということです。

そして、手段を達成するために継続的な時間を使わないやり方を構築することが大事です。支出管理の固定費・変動費と同じ影響があるので、固定時間をさきすぎないのが大事です。

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